課題
近年、深刻な労働力不足により農作業の軽労化・省力化・省人化が益々求められるようになりました。トラクター等の大型作業機では自動運転による省人化や電気制御による省力化・軽労化が進んで来ております。
しかし、耕運機等の小型作業機ではコストが高く導入が困難な状況でした。
PRODUCTS
お客様のご要望によっては、コントロールケーブルだけで解決できないことがございます。
弊社では、そのようなニーズに合わせ、ケーブル単体だけでなく、複数パーツを組合せユニット化した機能製品のご提案もさせて頂いております。
お客様の中で課題がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
近年、深刻な労働力不足により農作業の軽労化・省力化・省人化が益々求められるようになりました。トラクター等の大型作業機では自動運転による省人化や電気制御による省力化・軽労化が進んで来ております。
しかし、耕運機等の小型作業機ではコストが高く導入が困難な状況でした。
電気制御ではコストが高くなり重量も増える為、複数のケーブルを独自開発のケーブルユニットで制御できるようにしました。
握るとロータが回り、離すと止まる主クラッチレバー。短いストロークで軽く握れるから、初めての人でも疲れずに作業ができます。
レバーが戻ろうとする力をケーブルユニット内の独自機構により低減させることに成功しました。
あんしん作業レバーと連動してエンジン回転数が下がるので、旋回時の操作を減らすことができます。複数のケーブルを独自ユニットで制御することで複雑な伝達が可能となりました。
土が硬い畑などで機体が飛び出した際、レバーを強く握ると爪の回転が停止します。複数のケーブルを独自ユニットで制御することで複雑な伝達が可能となりました。
近年、環境負荷低減の流れからCO2排出量を下げる技術が求められてきました。
エンジンの回転数を制御するには検知センサーが必要で小型建機ではコストが高く、導入が困難な状況でした。
今回、弊社は電気信号を使わず、メカ的に回転数を落とす、「デセル機構」をご提案しました。
操縦席の左右にあるロックレバーとエンジン回転数を制御するアクセルケーブルをメカ的に連係させた構造で、ロックレバーを上げるとエンジン回転数がアイドリング回転まで下がります。
また、寒冷地では、ハイアイドルでのエンジンスタートが必要なため、デセル機構を切るためのキャンセル機構も同時に搭載しております。
※ヤンマー建機様と共同で特許を取得しております。
ブームやアームが動いておらず、エンジンの力を必要としていない状態が一定時間続くと、自動的にエンジンの回転数を下げるのがオートデセル機能です。(右記は電動式オートデセル機構のスイッチ)
これにより、アイドリング時の燃料消費が向上し、騒音・排気ガスが低減されます。また操作レバーを動かすと自動的に元の回転数に復帰させる機能となります。